［大阪市西区O邸］造作家具の取り付けとトイレスペース完成

大阪市西区O邸の現場に、西宮工場で製作したオーダー家具が運び込まれてきました。

 

キッチンカウンターの後ろには、ナチュラルな色味のカップボードと収納棚が収まり、リビングダイニングの壁面にはディスプレイ収納棚の取り付けが完了しました。これから、ディスプレイ収納棚を挟むようにテレビボードの取り付け作業が始まります。

 

玄関から廊下を撮影した様子です。右側の奥に映っているブラウンの建具は引き戸仕様で、リビングダイニングへと続いています。また、右手前にチラッと写っているナチュラル色の棚は…。

棚と腰掛けが一体になった飾り棚です。床が養生で覆われているので分かりにくいですが、右側の腰掛部分は土間まで伸ばしているので、座ったまま靴の脱ぎ履きができ、小さなお子さんの靴を履かせるときや、重い荷物の仮置きなどにも大変便利。ちなみに棚下の白いボックスの中には…。

移設した分電盤（電気ブレーカー）が隠れています。内部にコンセント口を設けているので、電動自転車やハンディ掃除機のバッテリー充電なども手軽に行えます。

 

こちらはトイレの扉を開けた際の様子で、正面の壁がトイレ本体の背面になります。既に上部には造作した吊戸棚が、中段のオープンスペースにはダークブラウンのハコがぴったりとハマっていました。下段の下地ボードには吊戸棚と同系色のエコカラットを施工する段取りになっています。

 

数日後、設備（トイレ本体）を取り付ける前にエコカラットの施工写真を撮らせてもらいました。グレーは地味な色ですが、オープン部のダークブラウンがアクセントになって、バランスよく収まっています。

 

右側の洗面上にはモザイクタイルが貼られていました。トイレ背面のグレーに合わせて、こちらもモノトーンなカラーでまとまっています。

 

数日後に現場を確認すると、無事にタイル本体が設置され、背面の吊戸棚にも扉が取り付けられました。大工さんによる巾木の取り付けも完了したので、トイレスペースの施工はこれでほぼ完成となります。

 

リビングダイニングでは、ディスプレイ収納棚を挟むように、テレビボードがしっかりと固定されていました。脚がないスタイリッシュなデザインで、宙に浮いているように見えますね。背面の壁に固定するので、取り付けの際には配線に特に気を遣う必要があります。

 

折り上げ天井と、テレビボード下に仕込んだ間接照明を点灯すると、グレーとダークブラウンでシックにまとめられた空間にぬくもりがやさしく広がりました。

 

長くご紹介してきた大阪市西区O邸も完成間近。次回は、美装風景と最終チェックの様子をご紹介させていただきます。