住まいのリノベーションと
オーダーメイド家具製作

株式会社Re-create

セカンドライフ提案 vol.05 | 寒さ対策で、冬もイキイキ健やかに

1月に入り、寒さがいよいよ本格化してきました。これからまだ1カ月以上も冬が続くと考えると、ちょっとウンザリ…という方も多いのではないでしょうか。

 

その原因は、住まいの寒さ対策が少ないせいかもしれません。

 

人は年齢を重ねるにつれ、寒さに対する感覚が鈍くなり、体温の調節機能も低下するので身体が冷えやすくなります。中高年の人が、断熱性が低く隙間風も多い築古の住まいに暮らしていると、室内でもさまざまなリスクが…。リフォーム・リノベーションを機に、冬もポカポカ暖かな住まいをめざしましょう!

 

 

 

住まいが暖かくなればアクティブな生活に!


冬の朝、なかなか布団から出られない。テキパキ家事もできず、コタツに座りっぱなし…。寒い家に住んでいると、じっと縮こまって暮らしがちになり、活動量が低下してしまいます。

では、リフォーム・リノベーションによって住まいが暖かくなると、活動量はどれほど改善するのでしょうか?

下のグラフは、国土交通省が2019年1月に発表した「断熱改修等による居住者の健康への影響調査(中間報告 第3回)」に盛り込まれているものです。断熱改修を行う前と後で、住まいの中で動き回る時間を比較しています。

 

 

細かな色分けの意味はここでは割愛しますが、リビングや脱衣所などの室温が上がった結果、1日平均の活動時間は65歳以上の男性で34.7分、65歳以上の女性で33.9分も増えました。男女ともに、65歳未満の人よりも活動時間の増え方が大きくなっていることから、住まいの暖かさは高齢になるほど好影響を与えるようです。

寒さのせいで、活動量が少なくなってしまうのは不健康ですね。

高齢であれば、室内にいながら低体温症になってしまう可能性もあります。また、体温の低下とともに免疫力も下がり、インフルエンザやノロウイルスなどの感染症にかかるリスクも高まります。

 

さらに、暖かいリビングから寒い脱衣所に行くなどの急激な温度変化は「ヒートショック」といって身体に負担をかけ、心筋梗塞などの原因にも…。住まいの寒さは、それほど健康に悪影響を及ぼすものなのです。

 

 

マンションでの抜本的な断熱性アップは難しい


住まいの温熱環境を大きく左右するのは断熱性です。戸建て住宅の場合は、リノベーション時、外壁まわりや床下に断熱材を入れるなどして断熱性を高めることができます。また、熱の出入りが激しい開口部(窓)についても、気密性や断熱性の高いサッシに取り替え、ガラスも空気層を挟んだ複層ガラスなどにすれば、冬でも暖かな住まいが実現します。

 

一方、マンションの場合はどうでしょうか。鉄筋コンクリート造のマンションで一番高い断熱効果が得られるのは、コンクリート壁の外側に断熱材を施工する「外断熱」という方法です。しかし、マンションの外壁は「共用部」という扱いになっているため、外断熱を行うには大規模修繕工事となってしまい、個人レベルでは手がつけられません。

また開口部も、窓は外壁と同じく共用部になってしまい、勝手に窓を新しく交換することはできません。

壁面は、内側から板状の断熱材をはめ込んだり、泡状の断熱材を吹き付けたりする方法もありますが、立地条件によっては資材搬送などの問題で施工できないケースもあり、施工できても外断熱に比べると断熱性は劣ります。

開口部は、既存の窓に重ねるようにして「内窓」を付けることも可能ですが(二重窓)、開け閉めの手間が二倍になり、外側の窓の掃除が大変…といったデメリットもあります。

 

このように、マンションでの抜本的な断熱改修にはなかなか難しい面があります。共用部である外壁や窓に手がつけにくいため、「床」から攻めることになるのです。

 

 

おすすめは、施工しやすく身体にやさしい床暖房


戸建てだけでなく、マンションでも施工しやすい寒さ対策として、おすすめなのが「床暖房」です。最近の新築マンションでは標準装備の物件も多くなっていますが、築古のマンションにはほとんど付いていません。50代からのリノベーションでは、ぜひご検討いただきたい設備のひとつです。

床暖房は、足元からじんわり暖める「頭寒足熱」の理想的な心地よさが得られます。エアコンのように風を吹き出さないので、空気が乾燥しにくく、ホコリも舞い上がりません。またストーブのように空気を汚すことがなく、ヤケドや火災の心配もないので安心です。

暖まるまでに時間がかかるといったデメリットもありますが、身体へのやさしさという点で、床暖房はとても優れた設備といえるでしょう。

床暖房は大きく分けて「電気式」と「温水式」の2タイプがありますが、それぞれにメリットが違い、かかる費用も、施工範囲や仕上げに使う床材を含めて変わってきますのでご相談ください。

リクリエイトが手がけた実例では、東京都品川区M邸 が電気式床暖房を導入されました。

 

 

こちらのリビングに床暖房が採用されています。ちなみにM邸ではペットの猫を可愛がっておられ、左上に見えるのはリクリエイトがご提案して造作したキャットウォークです。

 

 

施工中、電気式床暖房を入れた周辺に、床レベルを合わせるための合板を張ったところです。

 

 

床暖房の上に、無垢材の挽板フローリングを貼りました。もちろん床暖房対応で、ペットの爪などによる細かいキズも目立ちにくいタイプです。これなら愛猫も床でゴロゴロ、陽だまりのような暖かさでごきげんですね。

床暖房はリビングだけでなく、ダイニングやキッチンなどにも施工できます。廊下や洗面室に施工することも可能ですが、暖まるまでに多少時間がかかるので、長い時間を過ごす空間に取り入れるほうがおすすめです。

そのため、洗面室などでヒートショックが気になる場合は、小空間用の局所暖房を導入するのがいいでしょう。あとから据え置くハロゲンヒーターなども速暖性はありますが、リノベーション時に天井埋め込み式の小型エアコンを付けておけば、安全なうえに長い目で見ておトクです。

 

毎年繰り返される寒さは、健康に直結する大問題。これからの人生を健やかに、アクティブに歩んでいくために、リノベーションで冬でも暖かなわが家を実現しましょう!

 

リクリエイトでは、お住まいの構造や築年数、立地条件、ライフスタイル、ご予算などを考えあわせ、ご家族に最適な寒さ対策をご提案します。ぜひ、お気軽にご相談ください。

 

[リノベーションの相談をする]

 

>> セカンドライフの他の記事を読む(一覧へ)