住まいのリノベーションと
オーダーメイド家具製作

株式会社Re-create

[東京都H邸]造作家具の据え付け作業と工事完了

テレビボードと吊戸棚用の下地補強が終わった、東京都H邸の現場です。

西宮工場の造作家具が搬入され、据え付け作業が進められています。

 

まずはテレビボードの取り付け作業からスタート。事前に設置位置の確認と水平出しは行っていたため、現場スタッフ間で協力しながら、重さのある本体を取り付けていきます。

 

テレビボードの設置の際、注意しなければいけないことは、配線計画をしっかりと確認することです。

画像をよく見ると、テレビボードの天板や、テレビ本体の壁付け部分から配線コードが飛び出ているのが分かるでしょうか。今飛び出ている配線コードは、家具の内部に新設するコンセント口や間接照明にも関わるものです。

 

作業が進んで吊戸棚も取り付けられました。吊戸棚の右端には3か所ダウンライトを仕込む予定なので、それ用の配線がちょこんと顔を出しています。

壁面から伸ばす予定の配線がすべて整ったら、エコカラットを貼り付けていきます。

現場には、発注していたエコカラットプラス(ストーングレース/ダークグレー)が既に運び込まれているので、次の作業(エコカラット貼り)に取り掛かる準備は万全。しかし、作業の前に、テレビボードと吊戸棚に養生を施して、エコカラットの施工で家具本体にキズが付かないようにしていきます。

 

再び現場を訪れると、エコカラットがキレイに割り振られ、間接照明の仕込み作業も完了していました。壁面がクロスからエコカラットに変わっただけで、テレビボードの黒がグッと引き立ちます。

テレビボードの壁掛け金具も取り付けて、リビングダイニングの作業は完成に向かって走り出しています。

 

ちなみに少し時間を遡ると、キッチンスペースでカップボードの取り付け作業も進められていました。

リビングダイニングのテレビボードはエコカラットの割り付けや収まりなどを考えて、テレビボード→吊り戸棚という流れで取り付け作業が行われましたが、カップボードを取り付ける場合は逆で、吊り戸棚→下台という順番で取り付けていきます。

これは作業効率を考えてのことです。

限られたキッチンスペースで下台から取り付けると、吊り戸棚を設置する際に下台が邪魔になったり、スタッフの脚が当たってキズができる場合も。リクリエイトでは、このような小さな不安要素を取り除き、作業に集中できるように、カップボードの多くは吊戸棚から設置を始めるようにしています。

 

下台が収まり、残す作業は、天板の設置と下台の引き出し、吊戸棚のアルミフレームガラス扉の取り付け作業です。

 

とんとんと作業は進み、カップボードの取り付け作業が完了しました。ブラックの面材はホワイトよりも指紋などがどうしても目立ってしまうので、美装作業(清掃作業)もしっかりと行う必要があります。

 

リビングダイニングでは、貼り付けたエコカラットの状況を確認をした後、家具本体周辺にマスキングテープで印をつけてコーキングを施していきます。

コーキングは、家具やエコカラットやタイルなど、施工箇所と壁とのすき間を埋める大切な作業で、太すぎても細すぎてもダメ。この仕上げ作業をおざなりにすると、小さい箇所ですがかなり目立ちます。

 

無事に家具の据え付け作業が完了しました。この後、ご依頼主であるHさま立ち合いの元、家具全体のデザインや機能性に間違いがないか、扉の開き具合などの動作、細かい表面のキズの有無、配線経路の確認などを一緒にしていただき、引き渡しとなります。

夜遅い時間にも関わらず、お仕事帰りに引き渡し前のチェックに来ていただいたHさま、ありがとうございました。

 

>>>施工事例はこちら 「東京都H邸|オーダー家具|清々しい黒で統一された壁面収納とカップボード」

 

リクリエイトは、アフターフォローにも力を入れており、使い始めてからの補修などにも基本的(※)には無料で対応させていただきます。住み始めてから新たに出てきた不満などにも、迅速に対応させていただきますので、ぜひお気軽にご相談くださいませ。

 

※アフターメンテナンスは、故意により生じたもの、自然災害および火災などによる故障・破損・汚れの場合は、無料保証の対象外となります。