住まいのリノベーションと
オーダーメイド家具製作

株式会社Re-create

東京都H邸|オーダー家具|清々しい黒で統一された壁面収納とカップボード

DETAILS施工詳細データ

場所 東京都
施工箇所 リビングダイニング、キッチン
造作家具 壁面収納、カップボード(食器棚)
施工金額 約1,600,000(税別)
設計・施工プロセス 詳細をブログで見る
施工箇所 オーダー家具

東京都のマンションを購入されたHさまご家族の住まいに、オーダーメイドの壁面収納(テレビボード)とカップボードを納品させていただきました。Hさまご夫婦は、ご相談当初から内装はモノトーンで統一したいとのご要望でしたので、デザインのテイストはブラックカラーを基調にしています。

 

リビングダイニングの壁面に設置したテレビボードは、背面にグレーのエコカラットプラスを施工することで、空間のアクセントとなるように。随所に仕込んだ間接照明も、エコカラットに当たって素敵な陰影を生み出しています。

テレビボードの有効内寸を決める際は、DVDレコーダー、PS4、ルーターなど、収納することが確定しているAV機器のサイズをヒアリングさせていただきました。

オーダー家具は背面の壁に本体を直接固定するため、初期段階で内部の配線経路をしっかりと計画することで大切です。そこでHさまより、テレビボード周辺に配置するウーハーやサウンドバー、スマートスピーカーについて確認し、テレビボード周辺に必要なコンセント口の数や、配線用の穴(配線孔キャッチ付き)の位置を確定していきました。

 

一緒にプランニングを進めたキッチンボードは、リビングダイニングからも常に視界に入るものなので、インテリア性を高めて生活感を隠すことが実はとても大切です。そこで、テレビボードと同じくブラックを基調にしたデザインにまとめつつ、吊戸棚には、アルミフレームガラス扉をプラスすることで、より上品な装いに仕上げました。

内部の寸法をまとめる際には、こちらもテレビボードと同様、キッチン家電のサイズを事前にヒアリングしつつ、下段右下にはゴミ箱収納スペースを確保。使い勝手が良いと人気のケユカのゴミ箱(27リットル)が3つピッタリ収まるようにプランニングしています。

 

[リビングダイニング/テレビボード①]テレビボードの設置面にのみ、エコカラットプラス(ストーングレース/ダークグレー)を施工してアクセントに。周辺のクロスもグレーベージュの色味だったので、黒とグレーと間接照明の白がバランスよく収まりました。

[リビングダイニング/テレビボード②]正面から撮影した画像です。横のラインがキレイに揃ったところに、吊戸棚下に仕込んだ3つのスポットライト、テレビボード下のライン照明が加わって、一気にラグジュアリーな装いに。これだけの収納力を持ちながら、扉を閉めるだけで内部のゴチャ付きがキレイに目隠しできるのは造作家具ならでは。

[リビングダイニング/テレビボード③]吊戸棚はプランニング当初、テレビの頭上には配置せず、右側に2つか3つのみ取り付ける予定でした。Hさまも迷われているご様子でしたので、CGパースで設置後の様子を見比べていただき、現在の家具デザインに確定いたしました。

[リビングダイニング/テレビボード用CGパース]こちらが実際にご提案したCGパースです。全体の施工後の様子とともに、吊戸棚を広げるか、コンパクトに右側に寄せて設置するか見比べてもらいました。

[リビングダイニング/テレビボード収納部]フラップ扉の収納部と引き出し収納を収納物に合わせて設けることで、使い勝手を良くしました。また、左端の扉をアルミフレーム扉にして内部を透ける仕様にすることで、電源のオンオフも見やすくなっています。

[リビングダイニング/吊戸棚の間接照明]吊戸棚の右側3か所には、スポットライトのように光の演出が楽しめるようにダウンライトを仕込みました。家具本体がブラックなので、照明には相性の良い温白色か、白色でご提案させていただきました。

[リビングダイニング/テレビボード配線経路]テレビの壁掛け用の金具は事前にHさまよりお預かりしていたもの。その周辺には、これから配置するAV機器の配線がすっきりと片付くように、コンセント口とコード穴を複数設けさせていただきました。

[テレビボード/家具図面]細かな有効内寸や配線経路だけでなく、テレビボード本体と吊戸棚の位置、その間に設置される予定のテレビまで書き込んでいるので、壁面全体の様子が図面から読み取れます。また、エコカラットプラスの割り付けも一緒に行うことで、図面とCGパースを見るだけで完成後のイメージができるようにしています。

[キッチン/カップボード①]テレビボードと同じく黒で統一された本体ですが、リビングダイニングから特に目に入る吊戸棚には、艶やかな印象のアルミフレームガラス扉を使用することで、ラグジュアリーさをプラスしました。

[キッチン/キッチンボード②]カウンターの天板は、システムキッチンと揃えず黒で統一するプランが採用されました。金具もシルバーやシャンパンゴールドでアクセントをつけることもできましたが、よりすっきりと収まるようにブラックで統一しています。

[カップボード/家具図面]カップボードの下段には、人気のケユカのゴミ箱(27リットル)を3つ並べられる仕様に。扉を開けたときにゴミ箱のフタがスムーズに開く寸法でご提案させていただきました。

[キッチン/カップボード用CGパース]オーダーしていただいたカップボードの横には、Hさまご希望の冷蔵庫を配置し、施工後のキッチン背面全体の様子が具体的にイメージできるようにしています。※プラン途中をCGパースに反映したものなので、カウンター天板は完成したものと異なります。