[兵庫県西宮市T邸]造作家具の搬入据付と巾木設置作業
壁面への漆喰塗り作業が終わった兵庫県西宮市T邸の現場です。同じく西宮市内にあるリクリエイトの家具工場から、朝から大量の造作家具が運び込まれてきました。大工さんと家具職人、現場担当で、設置作業に取り掛かります。
午後には大型の家具が据え置かれるとのことなので、カメラを片手に現場作業を確認してきました。
リビングダイニングは、間接照明のやわらかな明かりが室内をムーディに照らしてました。壁面に施工した漆喰は遠目からだと分かりにくいですが、天井や梁部分は灯りを受けて少し表情が変わっているのが分かりますね。
以前は和室だった奥の和室は、大型の壁面収納が取り付けられていました。灯りの暖色が映り込んでかなり濃く映っていますが、表面はクリーミーな仕上がりのミルクペイントで上品に仕上がっています。
下段から順番に扉が取り付けられていきます。面材にはすべて無垢材が使用されているので、同じ塗装処理をしていても表情に変化が出ているのが伝わるでしょうか。Tさま好みの仕上がりになってきて、完成が待ち遠しいです。
下段の左下は、扉を開けると下段が手前にスライドして引き出せるようになっています。プリンターを使用したいとご希望をいただいていたので、内部にコンセントの差し込み口も設けました。
玄関正面の廊下には大容量のシューズクロークを新たに新設しました。天井の梁横の僅かなスペースにも扉を設置して細々したものを収納できるようにしています。
こちらはお客様が選ばれた玄関のペンダントライト。左下のスイッチもそうですが、選ぶアイテム一つひとつが好みのテイストが統一されているので、住まいに入った瞬間から特別な空間のはじまりを予感させます。
玄関サイドのシューズ棚も無事に収まりました。こちらもLDKの壁面収納と同様に無垢材にミルクペイントを施したデザインになっています。
框部分もぴたりと収まっています。その奥には、シューズ収納下部分に開けられた楕円形の穴から配線が飛び出していますね。今回のリノベーション工事でシューズ用の収納棚が廊下まで拡張されたので、壁面にあったコンセント口が隠れてしまいました。
そこで、収納棚の前面にコンセント口を新たに設けることに。掃除機などを使用する際に利用できるので、便利だと思います。
隣の洋室では、大工さんが巾木の設置作業を進めていました。壁面に漆喰を塗っているので、いつもより慎重に作業を進めていましたが、後日拝見するとキレイに収まっていました。
ここまでご紹介してきた兵庫県西宮市T邸のリノベーション工事も残り僅か。竣工後の様子は施工事例でご紹介させていただきます。さらに、ご提案した家具図面や、今回はTさまにご感想を取材させていただきましたので、そちらも別記事でご紹介します。どうぞお楽しみに。
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