住まいのリノベーションと
オーダーメイド家具製作

株式会社Re-create

デジタルモデルルームの紹介③:美意識を貫いたアートな私邸

現在、デジタルモデルルームで公開されている3つのリノベーションプラン。ブログではプランのこだわりを具体的に紹介しています。

 

>>デジタルモデルルームの紹介①:気品に満ちた「白」の上質空間

>>デジタルモデルルームの紹介②:将来を見据えた可変的な住まい

 

他の2プランは既に紹介済みです。最後となる今回のCGパースプランは、シングル世帯に向けてプランニングされている「美意識を貫いたアートな私邸」。コンパクトなサイズの中古マンションを、自分のわがままをすべて詰め込んでフルリノベーションしたら? こだわりたっぷりの住まいの全貌をお見せします。

 

まずはメインルームとなるキッチンダイニングの様子。一人暮らしのプランなので、キッチンスペースとダイニングスペースが同じスペースになります。今回のプランでは、生活感が出がちなキッチンをどれだけスタイリッシュに仕上げてダイニングと共存させるかにこだわりました。

 

 

[リノベーション前の様子/俯瞰図]

 

[リノベーション後の様子/俯瞰図]

こちらがbeforeとafterの様子を俯瞰で見た様子です。リノベーション前は昔ながらの間取りなので、かなり細かく部屋が区切られていました。そのため、ダイニングセットやソファなど、インテリア類はコンパクトなものしかレイアウトできません。しかし、今回のフルリノベーションで空間をグッと広げたので、ゆったりと寛げるソファも余裕をもって配置できるようになりました。

 

 

フルスケルトンになった状態のCGパースです。左側正面の扉は玄関で、共用部へと続いています。また、床下の配線は水周りのもので右側に寄っているものは洗面所やバスルームの配線、左側のものはキッチンスペースに続いています。明るさや窓から降り注ぐ日の光までリアルに再現されていますね。実はお客さまの中には写真と見間違える方もいらっしゃるんです。

この状態から、プラン(図面)に沿って下地などを組んでいく工事に入ります。それでは完成したCGパースをご覧いただきましょう。

 

 

[リノベーション前の様子/ダイニングキッチン]

 

[リノベーション後の様子/ダイニングキッチン]

リノベーション前と見比べると、中古マンションであることがウソのような美しさです。

フルスケルトンリノベーションですが、窓や玄関扉は共用部となるので位置の変更などは行えません。間取りは3DKから1LDK+DENに変更しています。ダイニングに隣接している小上がりのスペースは寝室のなる予定で、玄関近くには作業スペースである「DEN」と呼ばれる多目的スペースを設けました。

何かに集中したいときは書斎代わりの多目的スペースで、映画鑑賞を楽しんだり、お酒や料理を楽しみながら音楽を聴きたいときはダイニングや寝室で…。手の届く距離感に必要なものが共存しているのは、一人暮らしの醍醐味ですね! わがままをすべて詰め込んだ、理想の空間となっています。

 

 

[リノベーション前の様子/ダイニング~洋室]

 

[リノベーション前の様子/ダイニング~洋室]

キッチンサイドから見たアングルの画像です。以前は日当たりの悪い和室でしたが、洋間に大変貌しました。フローリングにはヘリンボーンの模様をセレクト。ダイニングと小上がりで木目の流れを揃えることで、間仕切りを開けた時も空間に一体感が生まれるように配慮しました。

小上がり部分の床下収納、奥のオープンシェルフはともにリクリエイトのオーダーメイド家具です。シェルフの下段に間接照明を仕込むことで、ラグジュアリー感を演出しています。

 

 

[リノベーション前の様子/キッチンスペース]

 

[リノベーション後の様子/キッチンスペース]

古びたキッチンは、特に変化が感じられるスペースです。今回のプランでは、キッチンなど水まわりの位置は変更していませんが、生活感が出ないように収納を多く設けて、調理器具や食器、食品のストックなどがすべて片付けられるように考えました。また、面材にもフローリングと相性の良い木目調のものをチョイス。食器洗い乾燥機なども同柄で揃えて、一体の壁面収納のように演出しています。

天井部分の梁にまでクロスを貼り、照明の配灯箇所にもこだわっているので、ダイニングキッチンの右側は大容量の壁面収納のようにまとまって収まりました。

 

 

[リノベーション前の様子/洋室]

 

[リノベーション後の様子/洋室]

玄関に入って右手側にあった独立型の洋室は、間仕切りの壁面をすべて撤去して大胆なオープン仕様に。奥のリビングダイニングに進めばゆっくりとリラックスでき、オープン型の多目的スペース(DEN)では、仕事や読書、創作活動など、自分の時間に思いきり没頭できる空間にプランニングしました。

また、リビングダイニングとDENとの間仕切りになっているスペースはクローゼットで、衣類はもちろんシューズや傘などをまとめて収納できます。衣類だけでなく小物をクローゼットにまとめることで、玄関サイドには収納スペースを置かず、すっきりとした空間に仕上げました。

「こだわりたいもの」「必要ないもの」を厳選することで、自分好みのアーティスティックな私邸になっています。

 

 

[リノベーション前の様子/玄関~廊下]

 

[リノベーション後の様子/玄関~廊下]

玄関周りも大幅に変化しています。リノベーション前にあった小さな廊下や、空間を区切る扉はすべてなくしており、玄関の扉を開ければ、最奥の様子までひと目で分かる間取りになっています。

フローリングや天井のクロスには明るい色味を選びつつ、壁面の一部や間仕切りのスライド扉にはダークグレーをセレクト。天井にさり気なくラインの間接照明を仕込むことで、落ち着きと上品さにあふれたテイストになっています。ベースをシンプルに仕上げているので、インテリアの変化によって、大人の遊び心を感じる雰囲気になるのもこだわりのポイントです。

 

[リノベーション前の様子/洗面所]

 

[リノベーション後の様子/洗面所~トイレ]

最後に洗面脱衣所の様子をご覧いただきましょう。床には清潔感がありお手入れがラクな磁器タイルを、壁面の一部などにも高級感のある柄のタイルを贅沢に貼っています。一人暮らしなので、脱衣所とトイレを一体にして、海外のホテルのように仕上げました。これなら、毎日のバスタイムも優雅な気持ちで楽しめそうです。

 

以上が「美意識を貫いたアートな私邸」の紹介のすべてになります。リノベーションCGプランは、他の2つのプランも含めてデジタルモデルルームでも紹介しており、before&afterの画像の比較や、中古物件のスペック、オーダーメイドで製作した造作家具の他、CGパースをパノラマビューでご覧いただけます。

 

モデルルーム「美意識を貫いたアートな私邸」を見る。