[東大阪市M邸]軽天工事と浴室の墨出し作業
東大阪市M邸の中古マンションリノベーションが進んでいます。
前回は、まだまだ解体が始まった段階だったので、既存のフローリングや設備などがそのままになっていましたが、間取り変更で不要となる壁はキレイに解体され、塞いでいく開口部にはすでに壁面の下地となるLGS(軽量鉄骨)が組まれていました。
床は既存の下地を再利用するので、フローリングを外した後に残っている接着剤を丁寧に取り除いて、フラットな状態に仕上げていきます。
通常マンションリノベーションなどで「フルスケルトン」と呼ばれるものは、内装材・間仕切り壁・配管・ダクト・設備機器類などをすべて撤去した状態を指すので、今回のリノベーションはセミセミスケルトンとでもいったところでしょうか。廊下や水回りも間取りや配置は大きく変更せず、新しい設備類と入れ替えることになっています。
壁面と天井は、軽天屋さんが既存の壁や天井をベースに、軽量鉄骨を組んで設置していき、それを覆うように石膏ボードを張っていました。
あっという間に石膏ボードで下地が覆われてしまいました。ちなみに左側の壁面には仕上げ材としてアクセントタイルを張る予定になっています。
同じ壁面の石膏ボードの中にべニア板で紛れて施工されていますが、これはうっかりではなくあえてで、この部分に最終的に吊戸棚を固定することになっています。
リビングダイニングの最奥の現在の様子です。廊下への開口部を塞いで、テレビを壁掛けすることになっているので、こちらにもベニヤ板を下地ボードにして強度を高めています。
トイレ、お風呂スペースは、既にメーカーさんが現調を行い、墨出し作業も終えています。ちなみに2枚目の写真は、洗面所(脱衣スペース)にある分電盤(電気ブレーカー)の背面の現在の様子です。配線コードの束と、換気ダクトが入り乱れています。
廊下の天井には等間隔で穴が開いています。これは電気屋さんによる配線の確認作業が行われた跡で、洗面所にある分電盤から配線をどのように伸ばし整えるかを計算してくださっています。
この部分の天井下地はそのまま流用することになっているので、特別手を加えず、照明変更とクロスの貼り替え作業が後々行われる予定です。