[東大阪市M邸]絶景マンションの解体工事
都心の絶景を望む東大阪市の中古マンションにお住まいのMさま。この度、同マンションのルーフバルコニー付きの高層階のお部屋をご購入されたとのことで、リノベーションのご相談をいただきました。
ルーフバルコニーからの景観です。この日は少し曇り空でしたが、それでも大阪市内の高層ビルやあべのハルカスが肉眼ではっきりと目に映り、夜景の美しさを予感させます。
以前からリクリエイトのオフィスやショールームでのお打ち合わせは重ねており、現在はCGパースのご提案をしながらプラン詳細を詰めている段階です。一足先に解体工事がスタートしましたので、現場の様子を確認してまいりました。
紺色のパーカーを着ているスタッフがリクリエイトの今村で、グレーの作業着の方が解体作業を進めてくださる職人さんです。解体初日ということで、まずは範囲の広い和室から手を付けていました。
リビングダイニングに隣接する和室やキッチンスペースの仕切り壁、和室の押し入れなどの収納スペースをすべて解体していきます。解体作業と同時進行で清掃を進めてくれていましたが、現場はホコリが充満して視界が白く曇っていました。
和室の畳と下地を撤去することで床のレベル段差はある程度分かりましたが、もう少し床下構造をチェックする必要があるため、廊下の床板の一部をめくってみました。床下の内部を詳しく確認することで、水回りの位置をどの程度変更できるのかもはっきりしてきます。
リビングダイニングは、既存のクッションフロアをすべて剥がす予定になっていますので、実際にフローリングの一部をめくって想定通りのものかチェックしていきます。
古くなった既存のシステムキッチンはすべて撤去する予定です。念のため、収納内部の様子も打ち合わせがてら現場担当と確認していきます。
その日の夕方にはトイレやお風呂といった水回りの既存の設備も取り外しが進み、現場スタッフが経過報告で写真を送ってくれました。これからしばらく解体作業を進めながら、現場の構造体の再確認、配線経路や電気容量、水圧などの詳細をチェックして、設備関連の詳細を確定していきます。