[大阪市西区O邸]フローリング張りとキッチンの組み立て
タイル張りの作業が終わったところで、次は下地がすべて整った床部分にフローリングを張る作業がはじまりました。
作業が多く立て込むLDKへの作業と同時に、洋室の床にも手配していたWOODTECの「ライブナチュラル ネダレス 145」を張っていきます。
今回選んだフローリングは、通常のものと比べて幅が広いタイプですので、視覚効果で空間を広く印象付ける役割も持っています。カラーはお客さまと相談して、やさしい木目のハードメープルをセレクトしました。
キッチンスペースにも張り合わせていきます。奥の開口部はパウダールームへと続いており、今回のリノベーションでは仕切り壁の位置を変えることで、パウダールームから洗濯機の使い勝手が良くなるようにするつもりです。
玄関ではタイル張りが終わった面に養生をして、巾木のタイルに仕上げの処理を行って見栄えを良くしています。手前の框は作業が後だったため、まだ乾きが十分ではないようで、厳重注意のアナウンスが張られていました。
ダウンライトや間接照明を仕込む予定のリビングダイニングの天井や、キッチンカウンターの側面と天井の下地も確認しました。現段階では、ベニヤ板と石膏ボードが入り乱れてビスの跡も目立っていますが、仕上がると下地の跡がキレイになくなりますのでお楽しみに。
トイレは床にタイルを張るために配管などがキレイに整えられていました。今回はトイレ設備もすべて新調するので、古い便座などはすべて廃棄しています。
リビングダイニングには、洗面化粧台などの設備類やクローゼット、室内用の建具が納品されています。こういったものの置き場所一つにしても今後の作業効率に関わってくるため、リクリエイトの現場担当がすべて把握してどの順番で置くかしっかりと指示を出していました。
廊下部分のフローリング張りの進捗状況です。アップで撮るとより上質な木の風合いが伝わってきます。壁面のクロスを仕上げると空間の印象が変わってくるので、完成が楽しみです。
キッチンの組み立てがはぼ終わったところです。日が落ちてきましたが、このままでは少し中途半端なので、音が出ないように注意しながら少しだけ作業を続行しました。もちろんお客さまには作業時間の延長を報告し、近隣の方々の暮らしに配慮するように現場では気を配っています。
ディスポーザーの納まりも記録に残すため撮影しました。この後は給排水の管を接続するので、設備屋さんの作業になります。
最後に取り付けた新しいシステムキッチンの周りを清掃したのち、しっかりと養生を施しました。次回は分電盤(電気ブレーカー)の移設作業をご紹介する予定です。