[東京都品川区M邸]施主検査前の最終チェック
前回に引き続き東京都品川区M邸の中古マンションリノベーションの様子をご紹介します。予定していたリノベーション工事も終盤に差し掛かり、お引き渡しも間近となりました。
検査前日の様子を現場担当スタッフが撮影してくれました。まだ細かい補修作業の最中のようですが、予定通りの作業工程が完了しているようです。施主検査前に工務店側、リノベーション会社側による最終チェックを行う予定ですが、工期中も何度も現場に足を運んでいましたし、現場の担当者とも密にコンタクトを取りながら工事を進めてもらったので、大きな違いもない様子でひとまず安心しました。
美装(ハウスクリーニング)が入った後に、再度撮影をさせていただきました。リビングダイニングにはこだわりのフローリングが美しく張られています。冬場の冷え対策として電気式床暖房パネルも設置しておりますので、きちんと作動するかも併せて確認いたしました。
和室側は、琉球畳とフローリングが共生する空間に仕上がりました。見切り部分もフローリングの色味にあわせて作成しているので違和感なく収まっています。
クローゼット奥に造作したコンパクトな書斎コーナーです。壁に向かって作業するので、手元がしっかりと照らされるように照明を仕込みました。また、中央の天板上にはキーボードやノートPCが収まる小さな収納スペースも確保し、コンパクトながら快適に作業ができる工夫を盛り込みました。
和室なのでリノベーション前と同様に窓側に障子を取り付けましたが、障子を覆うようにロールスクリーンを新たに設けているので、猫の爪とぎと夜間の明かり漏れを防ぐことができます。
こちらはリビングダイニング側の窓側の様子です。以前はカーテンでしたが、バーチカルブラインドをご提案し、猫の爪の引っ掛かり対策としました。
キッチン側から窓側を撮影した様子です。和室奥の壁面のみクロスの色を変更することで落ち着きと趣のある空間に仕上がりました。
サニタリー(リネン室)は、天井と壁面のクロスを取り替え、洗濯機上にオーダーメイドの収納棚を取り付けました。洗面化粧台も新しいものに取り替えているので、以前の様子から一新してホテルライクなスペースに変貌しています。
洗面所正面の洋室と収納スペースを撮影したものです。洋室の出入口には猫用の扉を取り付け、大切な猫が自由に出入りできるように。右側の収納スペースは、下部分の扉をなくしてオープンにすることで、猫トイレ専用の置き場所にしています。上段に猫砂などを収納すれば、トイレのお掃除もスムーズに行えます。
玄関まわりも壁面や床の仕上げ材を変えることで見違えるような印象に。新たに猫の脱走防止用の扉を造作しているので、玄関の開閉も安心して行えます。