[東京都新宿区S邸]東京エリアのリノベーション工事!続々スタート
1月後半からリクリエイトは中古マンションリノベーションや、新築マンションのオプション工事が重なり繁忙期に突入しております。
普段は大阪エリアのリノベーションプロジェクトを担当している現場スタッフも、チームとなって東京エリアへ。
ご自宅の大規模改修を予定しているお客さま、工事期間が限られているお客さま、オーダー家具の納品(据え付け作業含む)だけのお客さま。各案件で工事のスケジュールは全く違うので、事前に全体の工程を組んでミスが出ないように一つひとつを丁寧にこなしていきます。
もちろん、せっかく東京エリアに現場スタッフが常駐しているので、以前リクリエイトでリノベーション工事を担当させていただいたお客さま宅の補修依頼にも迅速に対応。
西宮の自社家具工場とも連携して、補修用の部材や家具の配送を手配していきます。
さて、そんな東京エリアリノベーションの案件の中で今回ご紹介させていただくのは「東京都新宿区S邸」です。
ご依頼主のSさまはお仕事の関係で現在は海外に住まわれているとのこと。
帰国に合わせて新居をご購入されたようなのですが、マンション側に紹介された内装工事業者は決まりきったプラン提案しかしてこないようで、物足りないと今回リクリエイトにご相談をいただきました。
まずは、Sさまご夫婦のお好みのインテリアについてヒアリングさせていただきます。
この段階で漠然としたイメージでお話になるお客さまももちろんいらっしゃいますが、Sさまのお気持ちは既に固まっており、格調高いクラシック系の内装と、アンティーク家具をご希望されていました。
アンティーク系の家具は、愛着のあるものをいくつもお持ちのご様子。そこで今回は、お手持ちのアンティーク家具が映える装飾「モールディング」を使ってベース空間を整えるリノベーションをご提案させていただきました。
*ちなみに「モールディング」とは、壁や天井などに施される縁どりのことで、住まいの表情をより豊かに演出する装飾材を指します。
CGパースでモールディングのイメージ提案をさせていただいておりますので、また別の記事で紹介させていただきます。
さて、工事初日。まずは、いつも通りしっかりと住まいを養生していきます。
壁面はモールディングやエコカラットを施工予定なのでそのままの状態ですが、フローリングや建具はしっかりと。
続いて、Sさま立ち合いのもと、どの部分にモールディングを取り付けるか墨出し作業を行います。
今回の主役はあくまでもアンティーク家具なので、家具のレイアウトを想定した上で壁の装飾位置を決めていく必要があります。青いマスキングテープの位置に白のモールディングが取り付けられ、天井にも装飾が取り付けられる予定になっています。
また、装飾の墨出し作業と同時に電気工事も行い、この段階から配線ルートを触っていきます。
リビングダイニングに隣接する洋室の様子です。写真正面の壁面にタイルを施工し、壁掛けテレビも取り付け予定です。
同じ壁面上部に間接照明を仕込むための造作工事も行うことになっています。
玄関の様子です。右側と左側の壁面でテイストの違うタイルを貼ることになっているので、こちらにも青色のマスキングテープでタイルの割り付け指示を印していきます。
また、せっかくタイルを施工するのならと照明プランもご提案させていただき、それぞれのタイルに光がしっかりと当たるようにダウンライト3灯を新たに設置することになりました。天井に十字の印が付いているのが分かるでしょうか。その部分にダウンライトを新設していきます。
廊下側にニッチがあるのですが、そちらには華やかなタイルを施工予定です。
キッチンスぺースにも間接照明を仕込んだフルオーダーのカップボードを据え付けることになっております。
昨日、S邸の工事の進捗状況を現場スタッフに確認したところ、モールディングの取り付け作業が佳境を迎えておりました。写真を送ってもらうとまだ途中段階ですがかなりの美しさ!
もう少しで完成予定ですので、どうぞお楽しみに!