[大阪市西区S邸]下地ボード張りと電気工事
11月に入り、2019年も残り2ヶ月となりました。寒さも増して現場作業はこれから厳しくなる季節に入りますが、気持ちよく新年を迎えるためにも一つひとつの現場でミスが出ないように、寒さに負けず丁寧に作業を進めていきます。
さて、度々ブログでご紹介している中古リノベーションSさま邸の様子です。
LGS下地で住まいの骨組みを整えた後に、壁下地となる石膏ボードを張り上げていきます。
職人さんと現場担当の今村が、壁面を採寸をして適正サイズにボードをカッティングし、固定していきます。
ちなみに仕上げがクロス処理だけであれば今回のように石膏ボードの施工になりますが、壁面に造作家具などを取り付ける場合などは、強度のあるコンパネを張っていきます。
作業が進んで、壁面が下地ボードで覆われてきました。脚立に乗って作業を進めるので、キッチンスペースの設備が汚れないように、きちんと養生が施されています。
リビングダイニングは間取り変更によって以前より広いスペースを確保しました。また、キッチンスペースとの間にオープンにすることで、オーナーさまがカウンター越しに家族やゲストの方とお酒や会話が楽しめるようにプランしています。
リビングダイニングの入り口から見た様子です。左右にワイドな開口部がありますが、ここには間接照明を仕込むことになっています。
後日、電気職人さんが作業に入り、ブランと垂れ下がっていた配線コードをキレイに整頓してくださいました。間接照明を仕込む開口部にも木枠が嵌め込まれており、少しずつ作業が進んでいることが分かります。
今回のリノベーションプランでは、間接照明を多用しているプランニングしているので、コードの量もかなり多くなっていますね。赤や白、グレーのコードがむき出してぶら下がっています。
空間全体を見回すと下地ボードが隙間なく貼り上げられており、当然ですがLGS下地があった形跡は見る影もありませんでした。電気工事は仕上げ作業が進む最後の段階で再度入っていただき、照明工事を行っていただきます。
この後は天井部分の剥き出しのコンクリートに塗装を施していく予定になっています。