住まいのリノベーションと
オーダーメイド家具製作

株式会社Re-create

[東大阪市M邸]工事終盤の現場風景と玄関のCGパース紹介

リノベーション工事も終盤に差し掛かっている東大阪市M邸では、前回に引き続き、リクリエイトの施工管理である岩田、タイル職人、大工が現場入りしています。本日は、メーカーのスタッフさんも来られて、キッチンパネルの取り付け作業をしてくださる予定です。

 

リビングダイニング(LD)の東側の壁面は、タイル貼りと目地詰めの作業が完了して、テレビボードの取り付け作業へと進んでいました。納品の際の運びやすさを考慮して、ご覧の通り分割されて設置されていますが、継ぎ目を目立たせずキレイに設置していくのでご安心ください。

 

LD西側スペースの壁面には、指示通りの割り付けで大判タイルが貼りつけられていました。施工時の様子と比べるとかなり洗練されましたね。天井と同様に、同じ空間の中でも仕上げ材に変化を付けることで、広い空間を間延びさせず、ダイニングゾーンとリビングゾーンと視覚的に分けることができます。

 

キッチンスペースでは、冷蔵庫を設置するニッチ上部にコンパクトな吊戸棚を設置していました。あらかじめ冷蔵庫本体のサイズを把握しておくと、こうしたデッドスペースにも収納のご提案ができるんですよ。こういった細かな提案にフレキシブルに対応できるのも、オーダー家具製作を自社で行っているリクリエイトの強みです。

 

ちなみに、一般家庭で冷蔵庫上に直接モノを置いている方も多いようですが、冷蔵庫上にモノを置くときは「冷蔵庫の放熱を妨げない」という点に注意しなければなりません。冷蔵庫の種類にもよりますが、上面放熱タイプの冷蔵庫は内部を冷やすために天板から「放熱」しているので、モノを置くことで「放熱の効率が下がる=余分な電力が消費される」と、悪循環になってしまうのです。

リクリエイトでは、冷蔵庫の取り扱い説明書を参照に、ぴったりの採寸で吊戸棚を製作し、搬入から取り付けまで担当させていただきます。オーダーメイドなので、お客さまのご希望によって棚板を増やしたり、色味のご指定もできますよ。キッチンはどうしても物が溢れてしまいがちなので、小さなスペースでもぜひ有効活用してみてください。

 

同じキッチンスペースではPanasonicの業者さんがキッチンパネルの貼り付けを行っていました。工事終盤になると、現場にはたくさんの職人と業者スタッフが出入りするため、現場担当は全員に意識を向け、ご提案内容と相違が出ないように配慮しなければなりません。

 

リビングダイニングの出入り口と、玄関へと続く廊下です。人が行き交う部分なので、袖壁部分には養生を施し汚れが付かないようにしています。建具もキレイに収まっていますが、右側部分はガラスをはめているのでマスキングテープを大きく貼って注意喚起しています。

 

玄関周りは、前回の様子からガラリと様変わりしました。玄関正面の壁面には、アクセントウォールの銘木無垢壁材をセレクト。やさしい表情の天然木を凹凸加工で立体的に壁面に施工することで、住まいの顔にふさわしい風格ある空間へと導いています。ダウンライトの演出効果で、天然木の表情がより際立っているのも素敵です。

 

シューズラックの取り付けも完了しました。ちなみに、玄関部分でご提案していたCGパースが下記になります。

 

いかがでしょうか。アクセントウォールの色味や、シューズラックのオープン棚はご提案後の打ち合わせで仕様変更となりましたが、ほぼCGパース通りに仕上げることができました。

左右の画像を見比べていただくと、フローリングの仕上げ方(縦向きか横向きか)にも違いがあります。

 

同じアングルで2案を並べてみると、フローリングの張り方、アクセントウォールの張り方でかなり印象が変わることがお分かりいただけるかと思います。こういった細かな部分も手間を惜しまずCGで確認することで、お客さまの満足度を高めることに繋がります。

 

弊社のCGパースのクオリティをもっと見たいという方は、ぜひ「デジタルモデルルーム」へ足をお運びください。間取りとテイストの違う3パターンのCGパースをご用意しております。

 

最後にこちらは玄関の土間部分。タイル職人さんが手にしているのは、框に合わせて発注したL字型のタイルになります。これから框と土間部分のタイル施工がはじまります。

 

東大阪市M邸の現場風景の紹介は今回で最後です。これからラストスパートで細かな部分の補修作業を行い、美装作業を経て、お客さまへのお引き渡しとなります。