住まいのリノベーションと
オーダーメイド家具製作

株式会社Re-create

ストーリーのある壁面素材で、旅するような非日常インテリアに

こんにちは、ツトムです。(ツトムさんの書いた記事一覧はこちら)

すまいのベースとなる壁面のリノベーションを希望される方が多いです。

もともとは万人受けするようなデザインのクロスだと、がらりと印象がかわります。

今回は、タイルやクロスなどの壁面素材をテーマに、豊かな世界観や、技術の進歩による新しい表現を楽しんでみます。

壁面のリノベーションで大きく変わる印象


壁面のリノベーションで大きく変わる印象

京都のレストランで出会ったイタリア漆喰に目を止められたお客様。

色の調整、塗り方で表現する複雑な意匠性は、伝統的でありながら斬新さも併せ持っています。

塗りの技法は、凹凸があることで光の陰影もでき、さらに奥深い味わいがあります。

ベースである「壁」そのものが、非常に美しい素材感・芸術性があると、それだけでインパクトがありますね。

旅先で出会った風景、一枚のタイルや素材、記憶に残った色などから室内のイメージを作っていくインテリアは印象的です。

石目調のタイルを眺めながら、今度はどこの国に行こう、もっと新しい世界を見てみたいとわくわくした気分で過ごすのもいいですね。

タイルやクロスにはたくさんの選択肢がありますが、豊かな創造性のある壁面素材を用いることで、海外のリゾートホテルや、美術館のような上質な空間になります。

お部屋の印象が変わり、非日常な雰囲気のあるリノベーションが楽しめます。

室内に自然の荘厳さを取り入れる、大理石調、石目調のタイル


室内に自然の荘厳さを取り入れる、大理石調、石目調のタイル

石の模様をデザインした、高級感あふれる大判タイルが、気になります。大理石、石目を模したタイルは様々なバラエティーがあり、年々表現の幅が広がっています。

技術が進化し、さらに精密に大自然が表現されていますね。

各メーカーが丁寧に説明する、どこの国で産出される何という石を写したタイルであるというストーリーを見ると、石好き、タイル好きの自分はますます興味がでてきます。

実際の自然、海外の建築に使われている石材に思いを馳せ、想像を膨らませながら眺めていると、世界を身近に感じられます。

室内に施工すれば、荘厳な自然を室内に取り込み、一気にラグジュアリーな空間になるのではないでしょうか。

玄関やリビングのテレビ背面など、一部分施工するだけでもインパクトがあります。

艶やかな大理石調はもちろん高級感があって素敵ですが、ラフな石目調も魅力的です。

なんといってもゴツゴツした素材感は、雰囲気があって、モノトーンやクールなインテリアに似合いますね。

照明や収納など、他の家具やインテリアも統一感を考えながら選んでいくと、個性的な部屋になります。

例えば壁面に合わせて、オーダーメイドの収納があると、機能的にも便利ですし、全体のバランスを考えながら同時にプランしますので、納得のいくデザインに仕上がります。

照明にもこだわって、光を当てるバランスを綿密に計算していくと、より美しい空間が完成します。

上質な壁面素材、非日常な個性的なリビングに、スタイリッシュなオーダーメイドの家具。

自分らしいオリジナルな空間では、創造性が刺激され、毎日の過ごし方も変わるのではないでしょうか。

光と影を生み出す壁面の魅力


光と影を生み出す壁面の魅力

クロスメーカーも新しい表現を次々と出しています。織物だったり和紙や塗りを表現したりと、上質な素材感を感じる壁紙にひかれます。

光や影をあらわすような壁紙は、何度見ても飽きません。

お客様が何度もサンプル請求を繰り返して到達したのは、「シルクコットンのような滑らかで繊細な柄」、「白の建具と調和する控えめで美しい壁紙」「白と木目をキャンバスに」でした。

異素材の組み合わせ方で、インテリアの印象が変わってくるのが面白いところですよね。

上質な素材を組み合わせ、スッキリと整ったホテルライクな空間にリノベーションされたお客様宅は、お気に入りの絵画を、これ以上ない素敵な壁面装飾で眺められる贅沢な空間になりました。

木製リブパネルや、タイルなど、組み合わせを考える時には、「懐かしさも感じられるようなクラシックの雰囲気」や、「気持ちが凛と引き締まるような都会的でモダンなスタイル」など、イメージがあるとわかりやすいです。

例えば、同じ黒でも、冴えわたった鏡面のような黒と、薄明りの月の下のようなぼんやりした黒では、印象が違います。

新しい技術を取り入れながら進化している壁面装飾の世界では、そんな物語性のある繊細さも表現できるように思います。

そこからイメージする世界観は…とインテリア全体に広げていくのも楽しいです。

また、玄関やリビング、寝室など、室内ごとに印象を変えると、より家で過ごす時間に奥行きが出てきます。

冒頭のイタリア漆喰で壁面を装飾されたお客様は、玄関、キッチン、リビング、寝室、ワークルームで、異なった表情のテクスチュアを採用されました。

例えば、リビングは、モノトーンでよりダイナミックな印象を楽しむけれど、寝室は淡いピンクゴールドで疲れを癒す空間に。

寝室に施された、自然光が入ると爽やかに煌めく、繊細でエレガントなテクスチュアは、心地よい時間をもたらしてくれます。

朝晩の自然光や、照明で表情を変える様子は、見ていて飽きない美しさがあるとおっしゃられるお客様に、壁面のリノベーションは、変化を楽しむ暮らしになるのだなと感じました。

特別なデザインの壁面で、創造性豊かな空間に


海外の街並みを散策中に美しいタイルに出会って、どうしてもこれを使いたいと思ったり、 美しい生地のクロスに、寝室に取り入れればいい夢がみられそうだと感じたり、思いがけない出会いが、住まいに彩りを与えてくれます。

デザイン性のある壁面の印象はとても強く、一気に特別な空間、オリジナリティのある空間へ入ったかのように感じます。

印象的な壁面にリノベーションしたら、収納や家具は引き算で少し控えめなデザインで…など、お好みに合わせて全体をプランすると、まとまりやすくなりますよね。

床や天井、キッチンやリビング、照明や家具と、素材や色を重ねていくことで、より表情豊かに、奥行きのある空間になります。

様々な素材を組み合わせることは、お客様が大切にされている価値観をインテリアで表現していくことになります。

ひとつとして同じものはなく、完成したお住まいはお客様らしさが出たこだわりの住まいになります。

今回事例として紹介させていただいたお客様も、様々な土地や国などの印象をお部屋に取り込まれていらっしゃいました。

リノベーションを通して思い出や価値観を共有させていただくと、私自身も旅をしているような気持ちになります。

実写のようなCGデザインでご提案、調度品までリアルに再現します


エコカラットとダウンライトでオプション工事します

平面図や写真見本だけでは伝わりにくい色・質感による空間全体のイメージが共有できるためご好評いただいております。

洗練されたデザインと心で感じる美しさが共存する住まいへのリノベーションをお届けします。