住まいのリノベーションと
オーダーメイド家具製作

株式会社Re-create

心地よさを大切に、理想のインテリアでつくる居心地のいい空間

こんにちは、ツトムです。(ツトムさんの書いた記事一覧はこちら)

自分の好きなものやこだわりに囲まれて、心からくつろげる場所があるといいなと思いませんか?

間取りや設備の変更もリノベーションには欠かせない要素ですが、空間の「気持ちよさ」を感じる快適な場所にするのも大切です。

インテリアの整った空間には、何とも言えない居心地の良さがあります。

お客様一人ひとりの価値観やスタイルが、インテリアで表現できたら素敵だと考えています。

空間の心地よさを引き出す色と素材


居心地のいい空間をつくるためには、カラースキームや素材感、照明計画など、五感に響くものがとても大切です。

空間全体のカラー計画を意識すると、部屋全体が自然につながり、流れるような心地よさが生まれます。

さらに、空間の質を高めるためには素材感も欠かせません。落ち着きのある天然石の風合いや、木材の温かみ、上質なファブリックの柔らかさが心を豊かにしてくれます。

なぜその色に惹かれるのか、なぜその素材が好きなのかを掘り下げ、自分が心地よいと感じる要素を見つけることが、リラックスできる空間づくりに役立ちます。

私の場合、好きな色や素材、イメージは、これまでに訪れた建物やインテリアから影響を受けることも多く、「好きだな」と感じたデザインを写真に収めたり、メモで残したりしながら少しずつためています。視覚だけでなく、肌に触れる感触や音、光の陰影も、居心地の良さを決める重要な要素です。

例えば好きなインテリアのひとつに、ダークトーンのアイテムや石目調タイルを使用した空間があります。

深みのあるダークトーンを基調にした空間は、都会の喧騒を忘れ、自分だけの落ち着いた時間が欲しい時にぴったりです。

光の当たり方によって表情を変えるタイルの質感や、自然が作り出した美しい天然石の風合いにも惹かれます。なぜ好きなのかと聞かれれば、部屋にいても非日常感が味わえ、眺めていると雄大な自然を感じることができるからですね。

自分の好きな空間の中でソファーに体を預け、リラックスするひと時は至福の時間です。

柔らかな間接照明の光の陰影も大切なポイントで、心地よい空間では、時間がゆったりと流れているように感じます。

愛着ある家具が、しっくり溶け込むインテリアの工夫


大好きな家具は、毎日の暮らしの心強い味方です。空間に思い入れの深いアイテムが加わることで、とても居心地のよい空間が生まれます。

ここではお客様宅の実際の施工事例を参考に、家具とインテリアの関係を考えてみます。

Iさま宅のリノベーションは、ホワイトとベージュを基調にした、落ち着きのあるジャパンディスタイルで計画していました。

最後まで悩まれていたのは、これまで書斎でご使用になられていた濃い色合いのエッグチェアをどうするかという点です。

インテリアに合わせて新調するか、それとも手放すかを検討された際、手放すのは寂しいと感じられ、改めてエッグチェアが大切なパートナーであると思い直されました。

そこで、お気に入りの家具が空間に自然に溶け込みつつ、空間が素敵に仕上がるよう、プランを見直すことになりました。

リノベーションでは、リビングの奥に半個室の書斎スペースを設け、趣味を楽しめる空間とともにエッグチェアを配置しました。

また、リビングの家具を検討されていた北欧家具ブランド「BoConcept」では、ラグや小物なども含めて、リビング全体の明るいトーンとダークトーンのバランスを丁寧に考えていきます。

その結果、完成した空間は、ジャパンディスタイルの柔らかく上品なリビングを主役にしながらも、エッグチェアがもう一つの居場所として映える仕上がりとなりました。

お気に入りの家具は、くつろいで過ごすための大切な存在です。

今回の様なダークトーンの家具の場合、同系色のアートを飾ったり、フラワーベースなどの小物で同じカラーを繰り返し取り入れると、全体が調和して、家具の個性がより際立ちます。

リノベーションを通じて、お客様と一緒に大切な家具の新しい居場所を作り上げることは、単なる空間づくりではなく、お客様の暮らしに寄り添い、その方らしいライフスタイルをデザインするお手伝いでもあります。

お気に入りの家具が空間に馴染むだけでなく、特別な存在感を放つよう工夫を凝らすことで、暮らしにより深みが加わる。そんな空間づくりって素敵ですよね。

空間に深みを与え、空間を引き立てる照明計画


照明には、空間の奥行きを引き出し、インテリアの質感やディテールを際立たせる効果があります。

ただ明るさを提供するだけでなく、選び抜いたアイテムを美しく見せたり、空間にリズムをもたらしたりと、光が持つ役割は大きく、空間の魅力を引き出し、心地よい時間を過ごすためには欠かせない要素です。

ダウンライトの配置や間接照明などの照明プランは、それぞれの家庭の状況やシーンに合わせて光を調整することで、同じ空間でもまったく異なる印象を演出できます。

例えば、家族がにぎやかに食事を楽しむ時間には、料理を美味しそうにみせる温かみのある光がぴったりです。

明るく楽しい雰囲気のダイニングでは、テーブルの上にペンダントライトを配置し、食事中の会話が弾むよう、影ができにくい広がりのある光がいいですね。

一方、夫婦でゆっくりとワインを楽しむような落ち着いた時間を演出したい場合は、ダイニングのメイン照明を控えめにし、間接照明やフロアライトといった柔らかい光が似合います。

壁際に置いた小さなスタンドライトも、穏やかでリラックスした雰囲気を醸し出してくれます。落ち着いた照明の中では、グラスに映る光の反射も美しく見え、会話もより弾むのではないでしょうか。

また、自分だけの椅子に座り、お気に入りのランプの光に包まれる静かな夜も素敵ですね。必要なスペースだけを照らし、他の照明を消して部屋全体を薄暗く保つと、リラックス感がさらに高まります。

少ない明かりは、感覚が研ぎ澄まされるような心地よさを味わえます。同じ空間でも、灯りの色や強さ、配置を変えるだけで、まるで違う場所のように感じられるものです。

家族と過ごすにぎやかな時間には明るく温かみのある光を、一人の時間には優しく包むような光を取り入れるなど、照明の工夫で、居心地のよさや空間の表情が大きく広がります。

理想のインテリアがもたらすワクワクした暮らし


空間のバランスを大切にしながら、色合いや照明までこだわり抜いてプランニングすることで、インテリアを通じて日常に豊かさやわくわくする楽しみをもたらせたら素敵ですよね。

全体の統一感を保つためには、壁面の素材や収納家具のカラー、ワンフロアに広がるキッチンの扉の色などを、一つひとつ慎重に選ぶことが大切です。

シンプルで穏やかな空間が好みであれば、色味を抑えたトーンでまとめつつ、素材の手触りや家具のデザインなど自分の好きなものを取り入れると、心が満たされてやすらぐ空間がうまれます。

たとえば、ソファやラグ、照明にほんの少しアクセントを加えるだけで、シンプルさの中に洗練さを感じられる仕上がりになりますし、ちょっとした遊び心を取り入れたデザインを取り入れても素敵ですね。

一つひとつのディテールにこだわり、全体のバランスを整えていくと、新しい暮らしの始まりにふさわしい、心地よい空間が完成します。

リノベーションは、これからの暮らしを大きく変えるきっかけになります。その中でインテリアが果たす役割は、自分が心地よくくつろげる特別な場所を創り上げることだと考えています。

わくわくするような新しい暮らしの始まりをイメージして、細部までこだわり、空間全体の調和を考えるプレミアムなリノベーション。

好きなインテリアや囲まれた空間で過ごす毎日は、きっと日常をより豊かで特別なものに変えてくれますね。

実写のようなCGデザインでご提案、調度品までリアルに再現します


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平面図や写真見本だけでは伝わりにくい色・質感による空間全体のイメージが共有できるためご好評いただいております。

洗練されたデザインと心で感じる美しさが共存する住まいへのリノベーションをお届けします。