キッチンから広がる、モダンラグジュアリーの極上リノベ
こんにちは、ツトムです。(ツトムさんの書いた記事一覧はこちら)
忙しい一日が始まる前に、コーヒーを淹れながら心を整えるひととき。
キッチンからダイニングへとつながる素材や色の美しい配置に、心が弾みます。
今回は、キッチンから考える、モダンでラグジュアリーなリノベーションです。
キッチンから素材やデザインを統一して、インテリアに広げていく
キッチンからカップボードへ。あるいはキッチンからダイニングへ。
石目調、大理石のカウンター、美しい色や素材のカップボード、アートとも思えるようなデザインが、暮らしをラグジュアリーに彩ります。
キッチン、カップボード、ダイニングと、それぞれが別々ではなく、素材やテーマが統一されていると、より魅力的な空間に感じます。
YouTubeで公開している事例ですが、お客様宅の既設のキッチンは、最高級といわれる海外ブランド製で、側面まで一体となったカウンターが魅力の美しいデザインでした。
しかしお客様は、コンロ前に壁があるのを、美しさという点で残念だと思われていらっしゃいました。
細かいところまで納得のいく収まりを追求できるのも、リノベーションのメリットです。
一部の壁を取り払うだけでも、キッチンがフルオープンとなり、広く感じられると同時にすっきりします。
そこで、当社のリノベーション技術を結集し、キッチンのコンロ前の壁を、壁があったという痕跡を残さないように取り払う工事をしました。
インテリアに使用するカラーも綿密に計算しています。
お客様がお持ちになっているダイニングテーブルのカウンターと、キッチンのカウンターは同じ素材で、セラミックストーンのダークカラーが、淡い色合いの収納扉の透明感を、バランスよくひきしめています。
リノベーションで、軽やかさ、高級感、すべてが違和感なく調和しあった空間が素敵でした。
フルオーダーのカップボードが魅せる美しい収納空間
ホテルライクでモデルルームのような美しさと機能性を、暮らしに取り入れたい。
オープンでフラットなキッチンカウンターは、存在感たっぷりで目を引きます。
どこからでも見える場所にあるキッチンは、花や枝物を大ぶりの花瓶に飾っても素敵ですね。
買ってきたばかりの新鮮な果物を、大きなお皿にのせるだけで目をひきます。
キッチンとダイニングに距離感を感じないオープンなカウンターなら、カッティングボードやトレイを並べて、すぐにでもパーティーの準備を始められます。
美味しそうなオードブルやワインが並んだカウンターに、家族もゲストも集まってきます。
フルオープンのカウンターを使い勝手よくするためには、やはり周辺にオーダー収納を計画し、収納量を確保することが大切だと思っています。
背面の収納が充実することで、オープンのキッチンカウンターでも、ごちゃつかずにすみます。
写真のオーダーメイドのカップボードでは、壁面一面にでこぼこがなく面がそろっていて、梁の部分も扉と同じ面材で化粧しているなど、一体感があって美しく見えます。
中央をオープンにしてタイルなどを使って素材を変えると、アクセントになっていいですよね。
お好みの壁紙やタイルを張って、間接照明をプラスしている部分が、お気に入りを置くスペース。
ブ ランド家電を置いたり、コーヒーグッズを置いたりと、いつも目にしたいものを置くのも楽しいです。
前面を遮らない美しいキッチン、カップボードの艶やかな扉や照明の輝き、窓の向こうの景色まで楽しめるラグジュアリーなキッチンで、食事の時間も楽しくなります。
細かな配慮で行き届いた造作家具をプラスしたキッチン
キッチンには自分なりのこだわりがある人も多いですよね。
料理や食事の捉え方って、人それぞれです。
美味しいものを味わう幸せ、栄養を考えて毎日健康的に過ごすための場所、家族やゲストと楽しむ時間。
どこに価値を置くかで、その人なりのキッチンになります。
リノベーションでこだわりのあるキッチンにしたら、それぞれの暮らし方がみえるオリジナリティのある空間になります。
例えば、都会のモダンでラグジュアリーな暮らしを楽しみたい。
人目をひくような美しさも必要だけど、機能的で効率的なことも大切なら、細やかなオーダーメイドのプランで、自分のスタイルを追求できます。
タワーマンションをセカンドハウスにと選ばれたお客様宅のキッチンでは、キッチンのカラーをすべて黒で統一し、正面に見える壁には金属製の風合いをみせる特別なイタリア漆喰をご希望されました。
ごちゃついたところは見せず、見えるところはこだわりのアートで装飾。
かっこいいですよね。
壁の後ろが収納スペースで、見えないところにオリジナルの家電タワーを造作しています。
美味しく時短に作ろうとしたら、増えてくる調理家電や調理グッズですが、一か所にまとめてスッキリ収納すると、埃もかぶらず、生活感がなくなります。
また、同じようにダイニングのテーブルも、生活感が出てしまうとのお考えでしたので、オーダーメイドのカウンターテーブルをダイニング側で可動する仕組みを提案しました。
機能的に美しく収まる回転式で、必要なときだけ引き出す仕組みが、空間をスッキリとみせます。
さらに奥でパントリーとつながり、そこから玄関に抜けられるような回遊式の動線に間取りを変更しました。
玄関奥にあったシューズクローゼットの空間が広く、セカンドハウスのため靴の収納はそれほど必要ないとのご意見から、一部をパントリーにしてキッチンに繋げています。
家族や友人、ゲストをたくさんよんで賑やかに過ごすことが多いなら、もうひとつ動線があると、家事や収納のストレスが軽減します。
収納もインテリアも、お客様の価値観で統一された、モダンでクールなリノベーションは、どこを見ても美しく整っていて、気持ちをリフレッシュできます。
ホテルライクな暮らしを維持する参考になりますね。
リノベで、日常空間をアートにする
モダンラグジュアリー、ホテルライクのイメージでも、暮らし方や価値観で、全く違ったものになります。
軽やかだけど高級感のある魅力的なキッチンで、紅茶を淹れてクロワッサンをかじりながら、街が活動し始めるのを眺めるような朝食風景に憧れる人もいます。
また、華やかでモダンな素材で統一されたキッチンで、カウンターの一部に必ず季節ごとに花を飾り、来客の絶えない暮らしをイメージする人もいます。
毎日のように過ごす空間が、自分好みの心地いいインテリアだと、時間的にも気持ち的にも余裕が生まれ、気持ちがリラックスできて、食事の時間が楽しくなります。
理想のイメージにするために、収納家具をオリジナルで造作したり、内装を統一したり、ひとつひとつ違う形の空間に作り上げるのは、リノベならでは。
カップボードからダイニングテーブルまで、見えるところも見えないところも細かく計画された、アートのようなキッチンが、お客様の暮らしに寄り添います。
実写のようなCGデザインでご提案、調度品までリアルに再現します
平面図や写真見本だけでは伝わりにくい色・質感による空間全体のイメージが共有できるためご好評いただいております。
洗練されたデザインと心で感じる美しさが共存する住まいへのリノベーションをお届けします。