ダークカラーのインテリアで、落ち着いたくつろぎの部屋に
こんにちは、ツトムです。(ツトムさんの書いた記事一覧はこちら)
住んでいる人がくつろげる空間って、どんな空間だろうと考えると、いろいろな要素が思い浮かびます。
座り心地のいいソファーや、ゆったり体を包み込む椅子のあるリビング。
蔵書がたっぷり置けるコーナー、窓からの眺めが良い場所。
大切だと思う要素はひとそれぞれですが、家に帰ったら、仕事や外出の緊張を解いて、自分の好きなスペースで、ゆったり過ごしたいですよね。
重厚感と落ち着きのあるダークカラーのインテリア
インテリアで言えば、色や素材が整って、視覚的にすっきりまとまっている部屋は、落ち着きを感じます。
色の効果は大きく、淡いトーンでも、ダークトーンでも、同じトーンで統一されていたり、好きな色が使われていたりすると、居心地よく感じます。
淡くて優しいトーンの部屋は、明るく、ナチュラルで優しい空間に。
一方、ダークカラーは、落ち着きや重厚感を感じさせてくれます。
ホテルライクな空間にもよく使われます。
ダークカラーだと、部屋が暗くなると思うかもしれませんが、空間をひきしめたり、家具を引き立てたり、うまく取り入れれば大人のくつろぎ感を醸し出してくれます。
今回はダークカラーを使った空間について考えてみます。
空間を引き締めて、アクセントになる
深みのあるブラウンや濃いグレーなど、ダークトーンの家具が、白やナチュラルな色のフローリングの部屋に置かれていると、とても存在感があってみえますね。
思わず目がいき、もしソファーだったら座ってみたくなります。
淡い色の背景に、濃い色があると個性が強く目立って見えます。
では、壁やカーテンなど、もっと面積の大きい部分に、ダークカラーを使用するのはどうでしょうか。
リノベーションで壁面を変えると、お部屋の印象が大きく変わります。
例えば、石材やタイルなど特別感のある素材を、全体ではなく一部に取り入れるアクセントウォールは、リビングがワンランクアップしてみえます。
アートなど飾らなくても、つい眺めてしまう存在感です。
思い切って深みのある色にすると、高級感、重厚感、ラグジュアリーといった印象に。
マンションの部屋でも、開口部が大きく明るい場合は、壁にダークカラーを取り入れてもそれほど重くならず、うまく引き締めてくれます。
ソファーや壁面など、ダークカラーでまとめた部屋は、ホテルライクでくつろぎ感がありますね。
ゲストを呼んでのホームパーティーでも、ゆったり会話ができそうな落ち着きのある印象を与えてくれます。
夜景の似合う都会的でクールなインテリアにも
趣のある壁やフローリング、お気に入りのソファーなど、居心地のよいスペースがあれば、家がもっと好きになり、気が付けばいつもその場所にいることになりそうです。
仕事から帰ったあと、座り心地のよいソファーで音楽を聴いたり、読書をしたりと、自分時間をゆっくり過ごすのに、上質なインテリアでまとめられた空間では、くつろぎ時間も贅沢に感じられますね。
ヴィンテージの名作椅子や、ミッドセンチュリーのモダンな家具などは、部屋にあると抜群の存在感。
シンプルなのに個性的な椅子やソファーは、お気に入りの居場所を作ってくれそうです。
また、寝る前のひと時は、気持ちが安らげる環境づくりを。
明るすぎず、インテリアの一部を照らすような照明が、リフレッシュの時間にちょうどいいですね。
アイアンなど硬質な黒の素材と、ブラウン系のタイルや、レンガのような自然素材がバランスよく配置され、深みのある色でまとめられた空間は、落ち着き感とともに大人の遊び心をくすぐるような、センスの良さが漂います。
黒色のアイテムをアクセントに散りばめると、都会的でスタイリッシュにみえますよね。
友人がワインを持って訪れてきてくれる、海外ドラマにでてくるようなシチュエーションも似合いそうです。
窓の外に都会の街並みがみえるなど、夜景もインテリアの一部に。
訪れた親友と、黒を基調としたバーのようなキッチンのカウンターで、次の休日の予定を話し合ううちに、いいアイデアを思い付くこともあるかもしれません。
都会に住んでいるという実感が沸き、明日からの仕事も頑張ろう、という気になりそうですね。
表情のあるダークカラーで、ひと味違う特別感のある空間に
歴史を感じさせるクラッシックなホテルや、レストランでは、上質な天然木の調度品、光沢や艶のあるラグジュアリーなインテリアを見ることができます。
多少暗く感じても、照明の陰影が映える高級感のある佇まいは、とても魅力的です。
黒い大理石や御影石。
黒色も、表面の仕上げで、様々に表情が変わり、非日常感・特別感があります。
ブラックウォルナットやチークのような銘木は、どっしりした重厚感と本物の持つ艶で、昔から、高級素材として扱われていました。
インテリアに上手に取り入れることで、空間に深みを出し、大人なくつろぎ時間を演出してくれます。
実際の施工例でも、黒を基調としたリノベーションで、たとえば玄関の土間部分を、艶のある黒の大理石調のタイルに変更し、とてもラグジュアリーな雰囲気になりました。
またサニタリースペースに黒の壁面クロスを取り入れることで、トイレシンクや洗面ボウルの白色が美しく映え、高級ホテルのような空間になった施工事例もあります。
今は、幅広く様々なマテリアルがあり、壁面クロスや、キッチンなどの設備に取り入れることで、ホテルライクな雰囲気をプラスしてくれます。
日常こそ、お気に入りに囲まれたラグジュアリーな空間で過ごすのもいいかもしれませんね。
今回は、ダークカラーのインテリアに注目してみましたが、もちろん、ホワイト系で統一されたインテリアも素敵です。
部屋が明るく広く見え、清潔感、エレガントな雰囲気になりますし、優しくナチュラルな雰囲気にもなります。
住まいをリノベーションする際には、ぜひお好きなテイストを見つけて、色の効果をうまく取り入れたインテリアにすると、リラックスできる居心地のよい場所になると思います。
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