新築マンションのリノベーションで、自分らしく個性ある住まいを。
こんにちは、ツトムです。(ツトムさんの書いた記事一覧はこちら)
マンションのリノベーション工事では、壁や床材の素材を変更したり、間接照明を組み込んだり、間取りを一部変えたりしますが、完成すると、それぞれが全く違うオリジナルな空間になります。
梁や柱など動かせない部分もあり、制約もあるのですが、様々な工夫を重ねていくことで、お部屋の印象ががらりと変わります。
立地や周辺環境などが気に入って、マンションを検討しているけれど、内装や間取りにもっとこだわりたい部分があるなら、リノベーションの施工事例が参考になると思います。
今回は、新築マンションのリノベーション事例を交えつつ、自分らしく、個性ある住まいにするにはどうしたらよいのか、そのポイントを考えてみます。
ライフスタイルに合わせて、住まいを考える
ご自身の過ごし方にあわせて快適さを求めたり、自分らしいインテリアを楽しみたい時、どんなリノベーションが考えられるでしょうか。
住まいのこだわりのポイントは、人それぞれですよね。 生活を具体的にイメージしてみると、いろいろな理想が見えてくるかと思います。
リビングで人とわいわい過ごすのが好きだったり、落ち着いた空間で趣味を楽しむ時間が大事だったり、料理が好きで調理道具や食器をたくさん持ちたいなど、仕事や趣味によって、家での過ごし方も変わってきます。
機能的な空間で過ごすことが理想であれば、玄関から家事スペースまでの動線がスムーズで、収納は使いやすい方がいいですね。
クローゼットや洗面など、毎日使う場所が、すっきり自分好みにカスタマイズされていると、理想的です。
住まいに合わせて生活するより、住まいを自分の生活に合わせるほうが、ずっと暮らしやすいはずですね。
リビングは広く、収納は集約する。
リビングに隣接した個室を取り払って、より広いリビングダイニングに変更したリノベーションの事例を、考えてみます。
面積の広い部分、例えば、フロアの素材を変更すると、空間の印象はずいぶんと変わります。
木質系フローリングだと、木の温かみが感じられる、ナチュラルな空間に。木の種類や張り方によっては、重厚感のある仕上がりにもなりますし、特徴的なインテリアの要素にもなります。
タイルも、近年バリエーションが豊富です。天然石や大理石調のフロアで、高級感を演出することも、クールでスタイリッシュな空間にすることもできます。
リビングの床材の選び方で、家で過ごす時間がより楽しいものになりそうですね。
写真の施工事例は、リビングに隣接する個室をなくし、リビングスペースを拡張していますが、広々としたフローリングが心地よく、スタイリッシュなテレビボードとも相性がいいですね。
こちらの事例では、ダイニング側に壁面収納を新設し、収納を集約させています。
また、隣接した一部屋をウォークインクローゼットに変更するなど、ご要望だった大容量の収納スペースが実現しています。
暮らしやすさ・快適さを考えてみれば、どこにどれくらいの収納が欲しいか、また使いやすさはどうかなども検討事項になります。
リビングに散らかりがちな日用品をしまう場所、外出着や普段着など、ストレスなく着替えができて、片づけられることも、収納スペースをリノベーションするメリットですね。
トータルに空間をデザインして、ワンランク上のくつろぎを。
インテリア好きの方なら、名作家具を日常のシーンに取り入れたいと思う方もいらっしゃるでしょう。
新居の内装が、お気に入りの家具と上手くあうかどうかは、気になるところです。
個性的な家具を置く予定であれば、ベースとなる床や壁の素材も、印象を左右する要素になります。インテリアのテイストを合わせるためには、事前に相性チェックをしておくといいですね。
マテリアルを選定し、インテリアのバランスが整うと、お好みの家具がより引き立つ印象的な空間になります。
写真のリノベーション施工事例では、一部間取りを変更してリビングを拡張し、ボリュームのあるソファーを置いても問題のない、上質なインテリア空間になりました。
落ち着きのある上品な色彩のクロスが、ビビットなカラーのソファーとうまくなじんでいます。
また、収納家具の素材や位置、照明の取り入れ方も、全体と調和するようなバランスが見つかると、空間に心地よさが生まれます。
こちらの事例では、あえて目立たず、空間に溶け込むように新設されたローボードと、高級感のある飾り棚、梁下のダウンライトが、スッキリ並んでいますね。
名作家具を日常に組み込んだ、ワンランク上のくつろぎ時間。その背景の、きめ細かく計算されたバランスが、心地よさを生み出しています。
新築マンションを個性的にリノベーションする。
例えば、床や壁面に、大理石や天然石調のタイルを使うことで、海外リゾートホテルのようなインテリアに。
また同じタイルでも、色味や照明の配置を替えることで、美術館のような落ち着いた雰囲気になるかもしれません。
既存の室内の雰囲気をがらりと変えて、ラグジュアリーで非日常なインテリアが追求できるのも、リノベーションの楽しさです。
また、リビング収納やテレビボードなどをインテリアに合わせて造作したり、キッチン収納やカップボード、クローゼットをより使いやすく変更することもあります。
一部の間取りを見直し、機能的で暮らしやすい動線を作り出す場合もあります。
多種多様な施工やデザインの鍵になるのは、やはり自分らしさ。自分らしく暮らすことを考え、理想を住まいに反映させて、オリジナルな空間に変えていく、それがリノベーションの魅力です。
お気に入りの住まいで過ごすひとときは、快適で、心地よい時間になるのではないでしょうか。
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洗練されたデザインと心で感じる美しさが共存する住まいへのリノベーションをお届けします。