住まいのリノベーションと
オーダーメイド家具製作

株式会社Re-create

一口いなり むろや|店舗リノベーション|”いなり”が映える和テイストの店舗デザイン

DETAILS施工詳細データ

ショップ名 いなり寿司専門店 一口いなり「むろや」
クリスタ長堀クラペロ店
施工期間 約2週間
施工箇所 クリスタ長堀 北側グルメエリア「クラペロ」内
造作家具 店舗什器
施工箇所 店舗

2019年12月6日(金)にオープンした、いなり寿司専門店の店舗デザインと店舗改装工事を担当させていただきました。

 

∴ 一口いなり「むろや」クリスタ長堀クラペロ店

ブログでオープン初日の様子をご紹介しております。

 

今回オープンした店舗は2号店で、北堀江に位置する「一口いなり むろや1号店」の店舗デザインのプロデュースもリクリエイトが手掛けています。今回は、1号店の趣をできるだけ活かしながら、さらに、商品サンプルを飾るガラスのショーケースや、ディスプレイラックにもこだわってオーダーメイドで製作しました。

ランチ時や帰宅ラッシュの時間帯でも、通りがかったお客さまの目に止まりやすく、どんな商品があるのか見やすい陳列になるように、カウンターの高さや棚の角度は特に慎重にプランニングしています。

 

また、今回の店舗はオフィス街も近く、人通りが多い点は好ポイントなのですが、店舗面積が横に長く、奥行きがあまりないのが難点。テイクアウトのお店なのでお客さまには問題ないのですが、限られた空間でショップスタッフが作業しやすいように工夫する必要がありました。

そこで、改装前の店舗を実測したのち、現場担当や設計担当、家具職人も含めて什器サイズを検討。カウンターやショーケースにはすべてストッパー付きキャスターを取り付けて、可動式に。棚は収納物の出し入れがラクなオープンタイプにしました。

接客を行うカウンターの後ろには、使う時だけ立ち上げて利用できる簡易式テーブルを。家具職人のアイデア企画が形になりました。いなりを購入されるお客さまはもちろん、ショップスタッフにも使い心地と居心地が良い店舗を機能性にもこだわって提案させていただきました。

 

[店頭デザイン]1号店と同じナチュラルな木色の什器を置きつつ、アクセントカラーとして黒を取り入れることでキリッと引き締まった店舗デザインに。

[ガラスショーケース]ずらりと並んだ食品サンプルは、事前に箱のサイズと個数をある程度聞いてからワイド(幅)を確定。高さは、往来するお客さまの視線が自然と「いなり」に流れるようにこだわりました。

[レジカウンター]無駄を省いたシンプルなレジカウンター。前面中央に取り付けた荷物を仮置きする棚板は、サイドの角を斜めにカットすることで、体に角が当たらないように配慮しました。

[カウンター&ショーケース裏]ショップスタッフ側のカウンター裏はすべてオープンになっており、忙しい時間帯でもどこに何が収納されているかがひと目で分かるようになっています。この写真はオープン前日の様子なので、袋や割り箸などの位置はこれからの店舗の状況に合わせて使いやすく変更されることでしょう。棚板の位置(高さ)も変更できるようにしています。

[可動式テーブル]接客カウンターの後ろに取り付けた可動式テーブルは、限られた空間を有効活用するためのもの。使いたい時は写真のように天板を広げて、使用しない時はサイドの脚と天板をコンパクトにたためるようにしました。

[店内内部の全貌]店舗内部の様子です。商店街(クリスタ長堀)が閉館している時間なので、ショーケースやレジカウンターを通路側に出していますが、実際はのれん下のラインまで下げて接客するため、店内はもっと空間が狭くなります。

[オープン時の様子/その①]接客中の様子をオープン初日に撮影してきました。割烹着姿のスタッフさんが忙しなく作業されています。

[格子付きディスプレイ棚]家具職人が特に力を入れて製作した格子状のディスプレイ棚は、商品が陳列されて、ひと際お客さんの目を引く存在に。格子+暖色系の間接照明が加わることで、店舗全体が一気に和の装いに変貌しています。

[オーダー家具/格子付きディスプレイ棚の図面]リクリエイトの設計担当が仕上げた図面です。

[ご提案したCGパース]店舗が最終的にどのように仕上がるのか、打ち合わせ時にご提案したCGパースです。事前に店舗周辺の様子を確認して、床タイルや天井の現状までCG内に落とし込んでいるので店舗デザインの納まりがより正確に伝わります。

[オープン時の様子/その②]オープン初日はお昼前にも関わらずたくさんのお客さまで賑わっていました。代表の井上も美味しそうないなりを思わず購入。社内スタッフで美味しくいただきました。